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側弯症

  • 2024/01/31

    整形疾患に特化したリハビリも実施しています❗️

  • 2023/07/14

    訪問リハビリに関して

  • 2023/06/29

    当施設のリハビリはこんな方が利用されています✨

 

1 側弯症とは

  側弯症とは背骨が左右に弯曲し、背骨自体もねじれを伴うことがある疾患です。側弯症には様々な分類があり、先天性、神経・筋原性や外傷、腫瘍などの原因が明らかな側弯症と、原因の無い特発性側弯症に分けられます。特に特発性側弯症は全側弯症の70~80%を占め、臨床で最も多く診られます。特発性側弯症は、10歳未満で発症する早期発症側弯症と、10歳以降で発症する思春期側弯症に分類され、発症率は男性よりも女性が多いです。
子供の時に発症した側弯は、骨の発育に伴って弯曲やねじれを伴った側弯変形が進行し、成長が終了すると進行も止みます。しかし、加齢や仕事での姿勢などの生活習慣によって、側弯変形した部位はまた少しずつ進行していきます。変形が大きくなると内臓圧迫による心肺機能の低下や腰背部痛の出現し、これらの症状が増悪すると日常生活にも大きな支障をきたすため、早期発見・治療が大切です。

【主な症状】
・左右側の肩の高さの違い、肩甲骨の突出
・肋骨、腰部の隆起や胸郭の変形
・胸椎部分に凸状姿勢やウエストラインの非対称
・側弯の進行によっては腰背部痛や心肺機能の低下

2 側弯症に対する治療法とは

 側弯変形の程度によって装具療法や運動療法などの保存療法、侵襲的処置による手術療法に分かれます。一般的にレントゲン検査で脊柱の側弯変形程度を示すコブ角が25°未満は定期的な経過観察を実施し、コブ角25°を超える場合は装具療法をはじめとした保存療法が行われます。保存療法は、リハビリや装具療法を併行して行うことで症状改善を図りますが、側弯変形による腰痛や脊柱や筋肉の炎症症状が酷い場合は、抗炎症薬などの内服薬や、ブロック注射などを行うことで症状改善を図る場合もあります。コブ角が40°を超える場合は手術を検討されます。

【保存療法】
🔸運動療法
 脊柱が左右いずれかに曲がると背中やお尻周りの筋肉が伸ばされる箇所と縮む箇所が出現し、痛みなどへ発展する場合があります。運動療法により脊柱の柔軟性を維持し、筋力強化を行うことで、側弯変形の進行に対して遅延化や疼痛の改善を図ります。

🔸薬物療法
 薬物療法は薬を使用することで炎症を鎮め、痛みを和らげる治療法です。
ヒアルロン酸・ステロイド・局所麻酔剤(痛み止め)などの注射も行う場合もあれば、外用薬、内服薬などの処方で対応します。

🔸装具療法
 一般的に側弯変形のコブ角が25°以上の場合は装具療法を行います。側弯変形の進行を制限することで図ります。成長期の子供が装具を装着した場合、成長が止まり、骨が成熟して側弯進行もなければ、徐々に着用時間も減らしていきます。



【手術療法】
 手術療法は側弯変形のコブ角が40°以上を超える場合は手術を行います。または、装具療法を行っても側弯変形が進行する場合は適応となります。手術療法は大きく分けて後方矯正固定術と前方矯正固定術があります。

◆後方矯正固定術
 後方矯正固定術は、脊柱後方側に対してスクリューとロッドを挿入し、回旋操作やねじり戻す操作を加えて脊柱を真っ直ぐとねじれを出来るだけ減らす方法です。一般的に前方矯正固定術と比較し、固定する脊柱の範囲が広く、矯正力も強いです。

◆前方矯正固定術
前方矯正固定術は開胸や後腹膜を展開して、脊柱前方側に対してスクリューとロッドを挿入し、脊柱への圧縮やねじりを戻す操作を加え、脊柱を真っ直ぐとねじれを出来るだけ減らす方法です。

3 側弯症に対するリハビリとは

 側弯症は保存療法である装具療法と運動療法を用います。リハビリにて筋力や関節可動域の向上にて脊柱の柔軟性を維持し、側弯症の進行に対する遅延化を図ることで日常生活などを安心して行えるようにします。また、術後の影響による上・下肢や体幹の柔軟性低下や筋力低下を改善するためにもリハビリによる運動療法などを行うことは大切になります。

側弯症に対するリハビリの分類として
①筋力増強訓練
②ストレッチ(関節可動域訓練)
③スタビリティ訓練
④バランス訓練
⑤姿勢訓練(日常生活にて側弯進行の遅延化を図る指導)
⑥日常生活の動作指導(腰背部痛や側弯進行をできる限り減少する指導)
⑦物理療法

 上記の項目は、病院や整形外科クリニックの施設で行われている一般的なリハビリですが、保険制度上の制約により、目標に対して本来必要なリハビリの量と質の確保が困難な場合も多くあります。当施設は静岡県静岡市清水区にて、専門的なリハビリサービスを自費にて提供しております。保険下でのリハビリテーションとは異なり、お客様一人ひとりの目標や状態に合わせたリハビリを経験豊富な理学療法士が『マンツーマン』にて実施させていただきます。またカウンセリングと体験プログラムを経て、60分・90分・120分の時間設定を状態に合わせて提案し、集中的なリハビリを1~2ヶ月間継続致します。お客様の尊厳を念頭におき、『想いを形にするリハビリ』を提供するためスタッフ一同尽力致します。無料電話相談等も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

4 スパインダイナミクスとコアコンディショニングによるリハビリについて

 当施設が提供している手技である『Spine Dynamics療法(以下:スパインダイナミクス)』と『コアコンディショニング』という2つのリハビリ方法について、それぞれ具体的にご紹介致します(JCCA日本コアコンディショニング協会、Spine Dynamics療法ホームページより一部抜粋)。
 まずスパインダイナミクスは、特別な治療法や治療手技ではなく、『痛み』『変形』『拘縮』などに限らず、身体に生じる疾患に対してなぜそのような結果になったのかを常に考え、原因を追求して根本的な治療や予防に反映させていくことコンセプトとした考え方です。人は日常生活において睡眠不足や長時間集中する仕事などによる頭の疲れ、長期間の服薬や偏った食生活に伴う内臓のストレス、運動不足や運動量と体力の不釣り合いといった体力的要因など、様々なストレスを受けています。こういったストレスが蓄積することで歯車が噛み合わなくなるように、様々な障害の要因となってしまうため脊柱や骨盤の動き、体力などを総合的に評価しながらお客様一人ひとりに合った根本的な改善を目指していきます。身体機能や生活習慣が改善し、良好な感覚情報が脳に入力されることで、脳卒中やパーキンソン病、整形疾患に関わらず日常生活での動作の質向上や身体が本来持つ治癒力を最大限引き出すことができるようになります。

またコアコンディショニングは、スポーツはもちろん、日常生活などすべての“動作の土台”となる『姿勢』と『動作』を重要視した内容で、赤ちゃんの成長に沿って考えられたエクササイズです。身長や体重、年齢、生活習慣は一人一人違います。そのためコアコンディショニングは“動作の土台”を一人一人に合わせた内容で提供することが可能です。側弯症の場合、脊柱の側弯やねじれにより、スムーズな手足の動きが制限され、場合によっては痺れや痛みなどの症状が出現します。変形が大きくなると内臓圧迫による心肺機能の低下や腰背部痛の出現し、これらの症状が増悪すると日常生活にも大きな支障をきたしてしまいます。コアコンディショニングを応用し、身体に合った土台づくりを実施することで背骨へのストレスを軽減し、症状の進行を抑えたり、スムーズな動作を獲得しやすくなります。

当施設ではスパインダイナミクスを用いた施術に加え、コアコンディショニングを応用した運動内容により最大限身体の機能を引き出しています。

5 実際にスパインダイナミクスとコアコンディショニングを応用したリハビリ体験記

【1、ご利用者の紹介】
体験にてお問い合わせご来店いただきました。
年齢・性別  :70歳代・男性
診断名・症状 :パーキンソン病、側弯症、筋固縮、姿勢の崩れ、腰痛、下肢痺れ
発症からの期間:約6年(2016年頃)
成果     :歩行の安定・スピード上昇、腰痛、痺れ改善、杖なしでの歩行可能、屋内外での転倒消失、一人での公共交通機関が利用可能に
ご利用プラン :60分リハビリ体験(ご契約120分16回コース)

○静岡リハビリセンターで受けたリハビリ体験
  6年前にパーキンソン病と診断され、病院を退院した後は、週2回デイサービスを利用しています。私が利用しているデイサービスでは集団での運動や電気を当ててもらうなどの内容ですが、療法士さんに毎回対応してもらえる訳ではなく、症状の細かな相談や専門的な個別での対応はなかなかやってもらえないんですよね。段々と身体の傾きや一人で長い距離を歩くのが難しくなってきて奥さんと趣味の散歩を再開したり、自力で病院への定期診察へ行きたいという気持ちが強かったのでもっと本格的なリハビリをやってもらいたいと思っていました。

 静岡リハビリセンターでは、長い時間1対1で理学療法士さんに対応してもらえるので、『歩けるようになりたい』『これが出来るようになりたい』といリクエストにすぐ応えてもらえるのがとてもありがたいです。施術を受けた後は、痛みが消え、歩きやすさ、杖がなくても短い距離なら歩けるようになり、たった一度の施術でここまで変わるかと驚きました。ここなら自分の目標を叶えてくれると思い、60日間の改善コースを受けてみることにしました。約4ヶ月のリハビリで痛みや痺れが改善し、一人でも新幹線などの公共交通機関が利用できるようになって本当に感謝しております。ありがとうございました。

6 理学療法士からのメッセージ

 側湾症は慢性進行性の疾患です。体力の低下や柔軟性の低下によって関節への負担が増大することで背骨のねじれや歪みが症じ、症状が進行してしまいます。症状の進行を食い止めるためにはリハビリや適度な運動が推奨されていますが、保険内でのリハビリでは制度上の問題などで十分な時間や質の確保が難しい場合も多くあります。

静岡リハビリセンターでは、お客様の身体の状態や生活習慣に合わせて経験豊富な理学療法士が60分・90分・120分など、マンツーマンにて対応致します。『趣味である〇〇を再開したい』『もっと〇〇を改善したい』といったお客様の想いに応えるため、施術や運動、エクササイズ、栄養指導など様々な視点から最大限の支援と生活指導などのご家族のサポートもさせていただきます。症状の進行は歩行が困難になるなど、日常生活への影響は計り知れないものになります。リハビリや運動を通して進行を遅らせたり、症状を改善させることが可能ですので、当施設で『ひとつ上のステージへ』着実に改善するリハビリを体感していただければと思います。

側弯症

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  • 2023/10/26

    ついに完成しました!側弯症リハビリ特設サイト

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  • 2023/06/29

    当施設のリハビリはこんな方が利用されています✨

  • 2023/04/07

    たくさんのお客様のお声!施設内に展示しております✨

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