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脳卒中の初期症状とリハビリの重要性

皆さんこんにちは!

静岡リハビリセンター施設長の前田です✨

当施設は静岡市清水区のJR清水駅前に店舗を構える自費のリハビリ施設です。

脳梗塞、脳出血の後遺症の方だけでなく、パーキンソン病などの神経疾患の方、脊柱管狭窄症や変形性関節症などの骨・関節疾患の方、整形疾患の術後リハビリなど様々な目的にてご利用いただいており、クリニックやデイサービスなどの保険下リハビリと併用される方も多くいらっしゃいます。

前回は脳卒中の分類などをご紹介させていただきましたので、

本日は『脳卒中の症状やリハビリの内容』に関して書いていこうと思います。

① はじめに

 普段から栄養管理や運動、睡眠など体調管理に気を配っていても、ある日突然発症することのある『脳卒中』。一度発症してしまうと、発症前の日常作業が困難になることも珍しくなく、生活が一変する可能性すらあります。脳卒中は発症後早期からリハビリを受けることでその後の機能が大きく改善することが見込めるため、ここでは症状と脳卒中のリハビリで意識したいポイントについてご紹介させていただきます。

② 脳卒中の初期症状って?

 脳卒中の代表的な症状として激しい頭痛、胸の痛み、めまい、吐き気、呂律が回らない、物を落とす、片目が見えづらい・視野が狭くなる、口元を含む片側の麻痺などが挙げられます。

🔸脳梗塞の場合

 身体の片側の麻痺、身体に力が入らない、呂律が回らない、めまい、視覚障害などの症状が見られます。また脳梗塞の初期症状としてこれらの症状が出現しても一時的なものですぐ改善するような一過性脳虚血発作(TIA)もあり、発作を繰り返すことで脳梗塞のリスクが高くなるため、症状が出たら放置せずにすぐにかかりつけ医に受診しましょう。

※一過性脳虚血発作

 脳梗塞の前兆としてよく見られる発作です。原因・症状は脳梗塞と似通っていますが、症状が24時間以内(多くは1時間以内)に治まる一過性ものです。

🔸脳出血の場合

 突然の強烈な頭痛、身体の片側の麻痺、吐き気や嘔吐、意識障害などの症状が見られます。

🔸くも膜下出血の場合

 ガツンとバッドで殴られたような強い頭痛、吐き気や嘔吐、意識障害などの症状が見られます。脳動脈瘤はC T検査で早期発見が可能ですので、破裂前に治療を行うことでリスクを下げることになります。

※下記のような症状を自覚された場合は放置せずにかかりつけ医への受診をおすすめします。

③ 脳卒中は発症した部位によってリハビリの内容が変わる

 脳卒中は、あふれた血液が周りの脳組織を傷めたり、血管が詰まるなど脳の血管に何らかの異常が起こり、特定領域への血流減少をきたした病気のことをいいます。そのため血管の損傷度合いによっては、脳の正常な働きに様々な悪影響を及ぼし、後遺症を残すことのある疾患です。

 脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動、感覚をつかさどる領域などが、複雑に関りあっています。血栓や出血の起きた部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが、一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経のつながり方には個人差があります。そのため必要なリハビリも、患者様の後遺症にあわせた多様なものになります。

④ 脳卒中のリハビリは急性期から始めることが大事!

 脳卒中のリハビリは、状態によって早ければ処置が終わってすぐにリハビリを開始することが推奨されています。

早期リハビリを開始する理由としては、

○長期の寝たきりを避け、廃用症候群を防ぐ

 脳卒中においては長期安静をおこなった場合、関節の動きが悪くなったり、圧迫により循環が悪くなることで褥瘡(床ずれ)も出現しやすいためリハビリによる可動域の維持や血行の管理が重要になります。

○回復期リハビリに向けて基礎体力を維持する

 寝たきりのままでは、約1〜3%/日、10〜15%/週の割合で筋力低下が起こり、3〜5週間で約50%に低下すると言われています。一度低下した筋力は回復までに時間を要するためリハビリが十分でないと日常生活への復帰が遅れてしまいます。そのためしっかりと体力を維持する事が出来れば、早期に社会復帰にも繋がります。

また、脳卒中のリハビリを病院やクリニックで受けられる期間は状態により異なりますが、発症から最大で180日※と定められ、期間が到達すると、原則的には維持期(生活期)のリハビリへと移行することになります。

※回復期リハビリテーション病棟への入院の場合は「発症から入院までの期間」にも上限期間が設けられています。

こうした所を考えると、少しでも多くのことができるという観点からも、急性期からリハビリを始めることは重要な役割を果たします。

⑤ おわりに

 脳卒中におけるリハビリは、早期の日常生活向上と社会復帰を図る事から後遺症を軽減し、発症前の生活に近づける、今ある能力を活かし、新しい生活のクオリティを上げる、この両方を意識して取り組むことが大切です。 停滞期にはとくに「完全に回復しないなら」とリハビリをあきらめたくなりますが、少しずつでもリハビリは継続することが大切です。もしリハビリをやめてしまえば、そこから先に回復しないばかりか、再びまひや拘縮が始まり悪化させる可能性すらあります。「発症前のレベルまで回復すること」が、リハビリの目標とは限らない点に、十分注意しましょう。脳卒中のリハビリは、重度になればなるほど短期間での回復が難しいうえに、同じ症例であっても短期間で回復する人もいれば、数年かけてやっと回復することもあります。回復期・維持期において脈拍や血圧が安定しているときは、積極的にリハビリを行うことが大切です。

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