閉業のお知らせ
この度、諸般の事情により11月29日をもちまして、営業を終了することとなりました。
多くの方にご利用いただき、嬉しく思っております。
11月29日の最終営業日まではご予約受付けておりますで
お気軽にご相談くださいませ。
最後までお客様一人一人に寄り添うリハビリを提供させていただきます。
静岡リハビリセンター施設責任者 前田幸亮
Information
リハビリセンターの紹介
当施設は、JR清水駅の西口ロータリーに面しており、国家資格を保有したセラピストが身体の専門家として60〜120分完全マンツーマンで対応する自費リハビリの施設です。
自費リハビリとは、入院・外来などの医療保険やデイサービス・デイサービスなどの介護保険を使わない保険外でのサービスのことで、時間や期間に制限なく、高い専門性を持ってお客様の目標や希望に対して最善のリハビリ計画を提案出来ることを強みとしています。
当センターでは、医療保険・介護保険のリハビリテーションだけでは改善しきれない方や、発症して治療から数年経った脳卒中後遺症の方、パーキンソン病などの神経疾患の方、整形疾患の手術後の方に対しても目標を叶えるパートナーとして、地域施設と連携しながらお客様一人ひとりに合ったオーダーメイドでのリハビリ計画の提案と集中的な施術を行います。
復職のために機能改善や筋力強化を目指す20~40代、散歩や近所の買い物へ行けるように歩行の安定を目指す80代など、幅広い世代の方々にご利用いただいているリハビリ施設です。
『〇〇ができるようになりたい』『もっと日常生活をより良く過ごしたい』など様々なご希望に添えるリハビリを提供致しますので、是非ご来店ください。
3つの特徴
1 目標・希望を叶えるための計画
同じ疾患でも一人ひとり生活スタイルや環境が違えば、必要とされる機能や目標も変わります。皆様それぞれのお悩みや症状をカウンセリングし、お客様の目標に合わせたオーダーメイドのリハビリ計画を行います。
2 質と量を兼ね備えたリハビリ
リハビリで成果を求める際に、最も重要な要素は『量』だと言われていますが、『質』もこだわります。1回60~120分のコース選択ができ、理学療法士が完全マンツーマンにて一人ひとりの状態・目標に合わせた段階的なリハビリを行うことで期間内で最大限の効果が得られるようサポートします。
3 質を高めるトレーニングの提案
これまで入院中、外来でのリハビリテーションで教わったからと何となく運動を続けていた方も多いのではないでしょうか。しかし、『意識』することで運動の効果は15~20%ほど向上すると言われています。当センターでは、洗練されたリハビリ技術と最先端の理論に基づいて意識すべきポイント、必要な回数や負荷量を動画や資料を用いて丁寧に実施し、機能が回復しやすい環境設定をお客様はもちろん、ご家族の方と連携しながら行なっていきます。
施設長挨拶
当センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。静岡リハビリセンター施設長の前田幸亮です。
医療保険や介護保険では、保険適応内で急性期から慢性期にわたってリハビリテーションを受けられる反面、回数や期間に制限があり、マシンや道具を使って複数人でリハビリを行う場面が多くあります。
私も病院やクリニック外来でリハビリを行なっている中で、常々そういった場面に遭遇することが多く、もっと患者様のための向き合う時間を増やし、充実した時間や環境、セルフケアの方法を提供することが出来れば、施術をした患者様一人ひとりの生活の質をより高めることができるのではないかと考えていました。
静岡リハビリセンターは、国家資格を保有したセラピストが身体の専門家として60〜120分完全マンツーマンで対応させていただく自費リハビリの施設です。お客様をはじめ、ご家族お悩みやご希望をお聞きし、一人ひとりの目標やご希望に合ったリハビリ計画をご提案させて頂きます。
お客様の『自分自身の身体を、今よりももっと良くしたい』という熱い思いにお答えするため、目標を叶えるパートナーとしてご納得頂けるようなリハビリを提供致しますので、是非一緒に頑張りましょう。
プロフィール
名前:前田幸亮
生年月日:1992/6/13
出身:佐賀県
保有資格:理学療法士免許
日本コアコンディショニング協会認定アドバンスドトレーナー
日本コアコンディショニング協会認定ベーシックインストラクター
Spine Dynamics上級認定セラピスト
栄養士
経歴
■2015年〜2020年
静岡清泉クリニック整形外科 理学療法士
沼津商業高校バドミントン部メディカルコーチ
■2020年〜2021年
静岡リウマチ整形外科リハビリ病院 理学療法士
ベルテックス静岡メディカルサポートチーム所属
■2021年〜2022年
土川整形外科 理学療法士
病院での治療経験7年、トレーナー歴5年 その間、延べ3万人以上を治療。バドミントン、サッカー、バスケットなどスポーツチームへの帯同歴あり。
よくある質問
Q1. 脳梗塞だけでなく脳出血やくも膜下出血の後遺症でも利用できますか?
Q2. 自分の症状でも改善するのでしょうか?
Q3. 効果はどれぐらいの期間で出ますか?
Q4. 現在入院中なのですが、利用を検討できますか?
Q5. 目標はどのように決めるのでしょうか?
Q6. 保険内でのリハビリと自費リハビリは何が違うんですか?
脳梗塞リハビリとは
1 脳梗塞とは
脳内の血管が細くなったり、血管に血栓と呼ばれる血のかたまりが詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなることで、脳細胞に障害をきたす病気です。脳出血、くも膜下出血と同様に脳卒中に分類されています。
脳梗塞は詰まる場所や詰まり方によって3つのタイプに分けられ、症状やその程度は障害を受けた脳の場所と範囲によって異なります。
◆ラクナ梗塞
脳の奥で発生する直径15mm以下の小さな脳梗塞です。『ラクナ』とは、ラテン語で『小さな窪み』という意味があります。 脳の奥には、太い血管から枝分かれして脳の深部に酸素や栄養を送る役割がある穿通枝(せんつうし)と呼ばれる細い血管があります。ラクナ梗塞は、この穿通枝の先で梗塞を引き起こす高齢者や高血圧の方に多い疾患です。
◆アテローム血栓性脳梗塞
アテロームとは、皮膚の下に袋状に嚢腫ができ、本来皮膚から剥がれ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、袋の中に溜まってしまってできた腫瘍の総称です。そのアテロームによって動脈が狭くなることが原因で生じます。脳内の太い動脈や頚動脈で起こりやすく、血管の壁にコレステロールなどが溜まることで動脈硬化が生じて血流を悪くしてしまいます。元々は欧米に多いですが、近年では食事の欧米化に伴い、日本でも増加傾向となっています。動脈硬化の危険因子である糖尿病、高血圧や高脂血症などを持っている中高年層に起こりやすい脳梗塞です。
◆心原性脳塞栓症
心臓の中に形成された血栓が脳へ向かう頚動脈や椎骨動脈を通って、脳の血管まで到達することで血管に蓋をするように閉塞させてしまうことで生じます。
脳内の太い血管を詰まらせるため、突如発症して意識障害や運動障害など重篤な神経症状を招き、死に至ることもある危険性の高い脳梗塞です。
心房細動などの不整脈、心臓弁膜症などの心疾患がある方に起こりやすいです。近年では、高齢者の心房細動による脳塞栓症が増加傾向となっています。
2 脳梗塞の改善方法とは
普段から栄養管理や運動、睡眠など体調管理に気を配っていても、ある日突然発症することのある『脳梗塞』。一度発症してしまうと、発症前の日常作業が困難になることも珍しくなく、生活が一変する可能性すらあります。
小脳梗塞のリハビリ改善事例・小脳の役割
1 身体が運動を行う時に調節する
(例)
「前に歩いていこう」という大脳から指示があると、その目的のために小脳が姿勢や動作を調整を行う。
「真っ直ぐに立っているか」、「足の運びのバランスは取れているか」などの各筋肉の緊張やバランスのチェックを行う。
2 運動した動きを自動保存する
(例)
昔乗った自転車の乗り方を覚えている
【小脳が障害されると、、、、】
○運動調節の指示を出せなくなり、ふらつきが出現しやすい。
○手足や身体全体を動かす動作がぎこちなくなりやすい。
○練習した動きをどう動かせばいいか忘れやすくなりやすい。
脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動、感覚をつかさどる領域などが、複雑に関りあっています。血栓や出血の起きた部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが、一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経のつながり方には個人差があります。そのため必要なリハビリも、患者様の後遺症にあわせた多様なものになります。
小脳梗塞のリハビリの改善事例をご紹介いたします。
70歳代・女性、2021年ごろに小脳梗塞となりました。
120分16回コースのリハビリにより、めまい・吐き気の消失、動作時のふらつき減少、支持性向上、息切れ減少、立位動作での安定性向上、運動意欲向上、不整脈減少などの効果がみられました。
~ご利用者様からの特別インタビューより~
1年半ほど前の脳梗塞を発症してデイサービスなどを利用していましたが、めまいやふらつきなどがなかなか改善せず、一人では歩けない状態が続いていたため『なんとか治したい』という思いで体験を受けてみました。静岡リハビリセンターの理学療法士さんは経験も豊富で、症状や体の悩みに関して丁寧に答えてくださるので、とても安心できました。体験後に足がとても動きやすく、杖を使わなくても施設の中を歩けたことにとても驚きました。ここなら目標を叶えられると思い、リハビリを成約してみることに決めてから早2ヶ月。めまいや吐き気も改善し、屋外も杖なしで歩けるようになったため主人と買い物や外出する意欲が湧いてきました。本当に感謝しています。まだ長い距離は息切れしてしまうため、これから体力作り頑張りたいです。
脳にはそれぞれ役割がある⁉︎『大脳皮質(後頭葉)』について
1 脳の主な役割
①視覚連合野
視覚野から受け取った視覚情報を形態視情報(形状、色)、空間視情報(運動と三次元状態)に分け認知される。 また、聴覚(音)、触覚(体性感覚野)、臭覚情報によりイメージした情報を視覚野で作り出すと推測されています。
②視覚野
自分の視界に入ってくる視覚情報(文字を読む、顔を認識するなど)を分析―処理する重要な役割を担っています。情報が色、形、明るさ、動き、模様、位置などいろいろな面から分析され,見た物を認識しています。 ただし、目に入ったすべての情報を認識しているわけではなく、自分に必要な視覚情報を選択しています。
2 後頭葉の役割
(例)
昔乗った自転車の乗り方を覚えている
【小脳が障害されると、、、、】
○運動調節の指示を出せなくなり、ふらつきが出現しやすい。
○手足や身体全体を動かす動作がぎこちなくなりやすい。
○練習した動きをどう動かせばいいか忘れやすくなりやすい。
脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動、感覚をつかさどる領域などが、複雑に関りあっています。血栓や出血の起きた部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが、一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経のつながり方には個人差があります。そのため必要なリハビリも、患者様の後遺症にあわせた多様なものになります。
小脳梗塞のリハビリの改善事例をご紹介いたします。
70歳代・女性、2021年ごろに小脳梗塞となりました。
120分16回コースのリハビリにより、めまい・吐き気の消失、動作時のふらつき減少、支持性向上、息切れ減少、立位動作での安定性向上、運動意欲向上、不整脈減少などの効果がみられました。
~ご利用者様からの特別インタビューより~
1年半ほど前の脳梗塞を発症してデイサービスなどを利用していましたが、めまいやふらつきなどがなかなか改善せず、一人では歩けない状態が続いていたため『なんとか治したい』という思いで体験を受けてみました。静岡リハビリセンターの理学療法士さんは経験も豊富で、症状や体の悩みに関して丁寧に答えてくださるので、とても安心できました。体験後に足がとても動きやすく、杖を使わなくても施設の中を歩けたことにとても驚きました。ここなら目標を叶えられると思い、リハビリを成約してみることに決めてから早2ヶ月。めまいや吐き気も改善し、屋外も杖なしで歩けるようになったため主人と買い物や外出する意欲が湧いてきました。本当に感謝しています。まだ長い距離は息切れしてしまうため、これから体力作り頑張りたいです。
脳出血リハビリ
1 脳出血とは
脳内の血管が細くなったり、血管に血栓と呼ばれる血のかたまりが詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなることで、脳細胞に障害をきたす病気です。脳梗塞、くも膜下出血と同様に脳卒中に分類されています。
脳卒中の代表的な症状として激しい頭痛、胸の痛み、めまい、吐き気、呂律が回らない、物を落とす、片目が見えづらい・視野が狭くなる、口元を含む片側の麻痺などが挙げられます。特に脳出血の場合は、突然の強烈な頭痛、身体の片側の麻痺、吐き気や嘔吐、意識障害などの症状が見られます。
2 脳出血の改善方法とは
普段から栄養管理や運動、睡眠など体調管理に気を配っていても、ある日突然発症することのある『脳出血』。一度発症してしまうと、発症前の日常作業が困難になることも珍しくなく、生活が一変する可能性すらあります。
脳卒中の主な改善方法としては、薬物療法、外科手術、リハビリなどに分けられ、症状やその程度に応じて適切な処置が実施されます。
ここではリハビリに関してご紹介していきます。
リハビリとは、脳出血の後遺症によって日常生活にて様々な制限が生じた方に対して、社会復帰や生活の質を上げることでその人らしい生活を送るための機能を取り戻す訓練や施術のことをいいます。身体的・精神的な機能以外にも日常生活での動き方や習慣などを改善するためにはリハビリがとても重要になります。
また脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動、感覚をつかさどる領域などが、複雑に関り合っています。硬塞が起こった部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが、一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経の繋がり方には個人差があります。そのため必要なリハビリも、お客様の症状やその程度にあわせた多様なものになります。
3 リハビリ体験記
【ご利用者の紹介】
年齢・性別:50歳代・男性
診断名・症状:脳出血後遺症、右片麻痺、右手足の痺れ、感覚低下、筋力低下、右手で上手く物を持てない、階段昇降や坂道歩行で踏ん張れない
パーキンソン病のリハビリ
1 パーキンソン病とは
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質の1つであるドーパミンが不足し、手足のふるえ、ぎこちない動作、小刻みの歩行などの症状があらわれる進行性の神経難病です。ドーパミンの不足は、脳の黒質(こくしつ)という部分の神経細胞が減少するために起こります。
日本における全体の発症率は1000人に1~1.5人程度ですが、高齢になるほど発症率が高くなり、65歳以上では約100人に1人にのぼります。発症のピークは50~60歳代ですが、40歳代からは注意が必要です(少数ですが20歳代、30歳代での発症もみられます)。
パーキンソン病の症状には『運動症状』と『非運動症状』があります。
〜運動症状〜
4大症状と呼ばれるふるえ(安静時振戦)、筋強剛、動作が緩慢となり足がすくんでしまう無動、バランスが悪くなる姿勢反射障害などが見られます。
〜非運動症状〜
4大症状のほかに、便秘や排尿障害、発汗異常・起立性低血圧などの自律神経障害、食べ物がうまく飲み込めない嚥下(えんげ)障害、臭いが分かりにくくなる嗅覚障害、あるいは易疲労性(疲れやすいこと)やうつ症状、不眠、幻覚症状などがみられることもあります。
〈〈ホーン・ヤールの重症度分類〉〉
Ⅰ度: 体の片側だけに手足のふるえや筋肉のこわばりがみられる。 体の障害はないか、あっても軽い。
Ⅱ度: 両方の手足のふるえ、両側の筋肉のこわばりなどがみられる。
Ⅲ度: 小刻みに歩く、すくみ足がみられる。
Ⅳ度: 立ち上がる、歩くなどが難しくなる。
Ⅴ度: 車いすが必要になる。
2 パーキンソン病の治療方法とは
現時点では、パーキンソン病を根本的に治す方法こそありませんが、対症療法を中心に、症状を軽減し、進行を遅らせることになります。
代表的な方法としては、
①薬物療法
②外科的手術(脳深部刺激療法)
③理学療法・作業療法(リハビリテーション)があります。
①薬物療法は主に、ドパミン神経細胞を補う薬やドパミンを分解する酵素の働きを抑える薬を服用することです。